妊娠が発覚すると、市役所から様々な手続きの紙をもらうと思います。
その中に両親学級のお知らせの紙を見たことがありますか?
妊娠をして、出産を控えた夫婦を対象としてアドバイスがもらえるのが両親学級です。
最近では、母親だけでなくパパも参加できる両親学級を開催するところが増えてきました。
これから初めての出産、育児が待っているママとパパにはとても参考になりますよ♩
この記事では、そんな両親学級についてのアレコレをご紹介していきたいと思います^^
この記事の目次
そもそも両親学級とは?
両親学級とは、出産を控えている妊婦さんとその旦那さんを対象にしている体験学習です。
自治体で行われているものもあれば、ベビー用品販売店の店舗で行われていたり病院で行われているケースもあります。
両親学級の内容としては、出産の仕組みやその流れ、退院してからの赤ちゃんのお世話の方法などを教えてくれます。
実際にモデルの人形を使って行うことが多く、参加者が主体となるものが多いようです。
沐浴の練習や、正しい抱っこの仕方など、細かく教えてくれますよ^^
出産の前に、夫婦そろって疑似体験が出来るのもあり出産後にパパがあたふたすることが減ると言った声も聴くことが出来ます。
そして、両親学級では、パパが妊婦体験をすることが出来ることも多く、妊婦さんであるママの大変さを、多少ですが身をもって体験できるのも良い点だと思います。
妊娠中のママの大変さを知ってもらうだけでも、心が軽くなりますよね^^
私自身も、上の子を妊娠中に両親学級へパパと参加して夫婦で大満足で帰ってきた記憶があります。
両親学級では実際にどんなことをするの?メリットは?と気になる人もいるでしょう。
私の経験も踏まえて、両親学級の内容やメリットを紹介していこうと思います。
妊婦体験ができ、ママの大変さを理解できる
両親学級は、以前母親学級と呼ばれていたものがパパも一緒に参加できるようになったものです。
そのため両親学級は、パパが妊娠や出産について理解できたり、実際にいろいろな体験を通して、パパとしての実感を感じられるようにいろいろな企画が盛り込まれています。
両親学級ではまず妊婦体験というものを行います。
実際に赤ちゃんの体重くらいのおもりがついたベストを着るのですが、これが結構重たくてびっくりするパパが多いようです。
パパは妊娠を経験するわけではなく、日ごろママが大きいお腹を抱えて生活していることがどれほど大変なのかなかなか理解できないことが多いです。
私の夫も妊婦体験をして、思った以上の重さにとても驚いていました。
おもりをつけた状態で歩いてみたり、仰向けに寝てみたり、階段を上ったり下りたりしていました。
「これは腰が痛くなるよ~、今まで大変だったね、あんまり気を遣えなくてごめんね」と言ってくれるようになりました。
この感想が聞けただけでも嬉しかったですし、両親学級に参加してよかったなあと思いました。
沐浴体験を通して子育ての練習ができる
次に赤ちゃんの模型を使って沐浴体験を行います。
沐浴はパパが積極的に子育てに参加できる出番の一つですよね☆
赤ちゃんとのスキンシップにもなりますし、赤ちゃんが生まれたらできるだけパパにしてもらうのが理想的ですね。
そのためにも出産前に両親学級で沐浴体験を行っているところが多いです。
実際に私の夫も体験していましたが、初めてなので赤ちゃんの支え方や体の洗い方などを助産師や保健師さんに指導してもらいながら汗だくで行っていました笑
終わった時には「できた~!」と喜んでいましたよ。
出産前にパパも一度体験しておくと赤ちゃんが生まれてからも沐浴を安心して任せることができますね。
忘れていたとしてもだんだんと両親学級で体験したことを思い出してくることでしょう。
両親学級に参加するメリットとは?パパも参加するべき?
ママは妊娠中につわりがあったりお腹が大きくなり自分の身をもってママになる自覚が少しずづ芽生えてきます。
しかしパパは生まれてくるその瞬間まで、パパという自覚を持てない人が多いのが現状です。
赤ちゃんが生まれてからも、仕事が忙しくてなかなかコミュニケーションがとれなかったりすると、なおさら実感が湧かないようです。
そのため、両親学級に参加することでパパになる意識を高めるという点でも大きなメリットの1つだと言えますね^^
奇跡的に授かった命は、ママとパパの2人の子どもです。
責任はママだけでなくもちろんパパにものしかかってくるのです。
人形を使った疑似体験をすることで、パパもきっと自覚を持てるようになりますよ。
そして、両親学級に参加している人は妊婦さんなので、ママにとっては、妊娠中の悩みを共有できる人がいるのはとても心強いことだと思います。
普段なかなか人に相談できないような妊婦さん特有の悩みも両親学級に参加している人となら共有できるはずです。
妊娠中は、家にこもりがちになりなかなか外出する機会も減ってしまうので両親学級に参加することでストレス発散にもなりますよ^^
また、病院によって決まりが異なりますが、両親学級に参加していないパパの立ち合いが認められていない病院もあります。
出産をする病院に確認をとってみると安心ですね♩
両親学級に行く時期はいつごろ?
両親学級を主催している自治体や病院によって時期は異なりますが平均的には妊娠22週~35週に行われるところが多いようです。
事前の申し込みがないと受け付けてくれない場合もあるので参加予定の自治体に一度問い合わせて確認するようにしてください^^
平日の昼間や土日にやってくれていることが多くパパも参加しやすいように工夫されています。
ママと2人で参加してみてくださいね♩
両親学級へパパを誘うときの一言とは?
仕事の都合や単純に面倒だったりして両親学級に行きたくないとか、なかなか行こうという気持ちになれないというパパもいるでしょう。
私の夫もはじめはそうでした。「両親学級って何?」というところからスタートし、「沐浴とか妊婦体験とかできるみたいだよ~」と言うと「へ~面白そうだね」と言っていました。
「パパにも沐浴とかしてもらえたら産後すごく助かるなあ」と言ってみると参加を決めてくれましたよ。
パパにしてもらいたいことを具体的に伝えたり、頼りにしているよ、一緒に行けたら嬉しいというニュアンスのことを伝えると意外とすんなり行こうという気持ちになってくれるかもしれません。
ぜひ試してみてくださいね。
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よく聞く母親学級とは違うの?
母親学級は、妊娠中の注意事項や出産の具体的な流れ、これから始まる子育てについてなどママが聞きたい話が盛りだくさんになっています。
ママはこのときに妊娠や出産、子育ての悩みを同じ境遇であるママさんに相談したり助産師さんや保健師さんに相談してみるのも良いかもしれません^^
母親学級に参加しているのは、多くが初めての妊娠ママばかりなので同じ悩みを抱えている方がたくさんいます。
一見、両親学級と変わりがないようにも思えますが、両親学級は、ママが控えている出産と子育てについてをパパに学んでもらう場となっています。
なので、“ターゲットの違い”が大きな違いとなります。
母親学級は、ママの妊娠週数によってそのときに応じた内容を学ぶことができ、妊娠期間中に何回かにわけて受講することが出来ます。
しかし両親学級は、妊娠中期以降に1度だけ受講すればいいように日程が組まれていることが多いです^^
まとめ
今回は、両親学級についてご紹介しました。
妊娠中にじわじわとママになる自覚をもつ女性とは違い男性はパパになる自覚がなかなかわきません。
出産後の子どもとの生活にあたふたしないように両親学級に参加してパパになる自覚を高めるのも良いことです^^
ちなみに…
私は1人目の妊娠中に旦那と両親学級に参加しました!
出産の流れから沐浴の仕方まで詳しく教えてもらって、とても参考になった記憶があります。
そして、もう一つメリットとしては、同世代のパパやママも集まりやすく横のつながりができるというところです。
私も、一緒に参加していたママさんたちと両親学級が終わってからもいろいろと情報交換したりおしゃべりすることができとても良かったです。
妊婦健診にいってもなかなか横のつながりを作るということも難しいのでとてもありがたかったですね。
保健師さんや助産師さんがつなぎ役にもなってくれました。
またそういった専門職の人にもいろいろな妊娠、出産の悩みを相談することもできるのでオススメです。
パパ同士もいろいろとしゃべっていたようです。
両親学級に参加してから、やっぱり一番大きかったのはパパの変化ですね。どれほど妊婦さんが大変なのかを実感でき、講座や沐浴体験を通してパパになる実感が沸いたようです。
普段の生活ではなかなかそういったことを感じることができる機会は限られていると思うので参加してみるといいですね。
また先ほども言いましたが、両親学級は自治体や子育てグッズ販売をしている店舗、産院でも参加することができます。
私は里帰り出産の予定だったので、その前に参加できる自治体が主催している教室に参加しました。
また、その日の体調によっては参加できないこともあるでしょう。定期的に開催しているところもあるのでそれぞれのホームページなどであらかじめチェックしておくといいですね。
また、保健師さんにこれは質問したいというのがあれば事前にメモをしておくと当日の両親学級がさらに有意義なものになるでしょう。
これから参加しようかなあと考えている人はぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。