子供がいるとお母さん業は休めないですよね。
一人の時なら、ちょっと頭が痛いとか、今日は何もしたくないとか、仕事で疲れたから今日はもう帰ったら寝ようとか、できたのに。
子供がいるとご飯、お風呂、寝かしつけはやらないといけないのですよね。
もちろん主人が手伝ってくれることは多々あります。
でも「お母さんがいい」と言われると。
動いてしまうのも事実です。
子供に言われると、動けてしまうんですよね。これが。
動いていると病人とみられない
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我が家は主人も私も仕事をしている、共働き家庭です。
私は定時仕事。主人は日々時間がよめない仕事です。
息子は1歳になる月から保育園に通っています。
基本的に送迎は私です。主人が早く帰ってくるとお迎えに行ってくれます。
まだ息子が1歳~2歳の頃は主人も多忙で、私より帰りが遅いことがほとんどでした。
ですから私は自分の体調が悪くても、子供のお世話はしていました。
熱があっても子供を放ってはおけませんから。
主人が帰宅した時には私が「動いている」ので、大丈夫と思われていたようです。
「寝ていていいよ」という言葉を待っていましたが、主人も疲れたオーラが出ているので、なかなか言い出せません。
先に主人が「今日は疲れた」という言葉を口にしようものなら、もう言えません。
結局、しんどくてもやるべきことをやっていました。
職場で先輩ママさんたちと、「具合が悪くても寝込んでられないよねぇ」という話をしていて、皆そうだよねぇとよく話していました。
「どこの家庭もそんなもんだよね」と、思っていました。
旦那は寝込む
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でも、男の人は寝込むのです。
前述の職場での話の中で、「男の人って、風邪ひいたりしたら大袈裟じゃない?」という話題になりました。
確かに、うちの主人もすぐに体温計を出してきます。
家族全員風邪気味の時など、息子を測ってくれるのか?と思いきや、自分を測ります。
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と。こちらからしたら、戦力外ならさっさと寝室で寝てくださいと思います。
この話をすると、
「うちもそうよ。」
「あるある。なんか声かけてほしいんだよ。」
「あー。しんど。あーしんどってすぐ言う」
「でも私の時には『大丈夫?』とか言わないよ」
など、出るわ出るわ。同じような話が。
そこでママ友ともはなしてみました。
「基本、男の人は構ってほしいんだよ」
「あるね。うちも一緒」
「私が風邪ひくと、負けずにオレもとか言うわ」
など、同じでした。
そうなんです。男の人は病気に弱く、かまってちゃんなのです。
そして、病院嫌いという傾向もわかりました。
そして寝込むことにした
動いているから大丈夫と思われているという事がわかったので、体調が悪い時に、
「今日は動けないから、もう寝室に行く。あと頼める?」
と聞いて見ました。
「大丈夫?わかったよ」
と、すんなり聞いてもらえました。
なーんだ。言えばよかったのか。
うちの場合、ありがたいことに主人は料理以外の子供の世話は全部できます。
保育園の準備も、お風呂も寝かしつけも。
だから私は遠慮なく寝込むことにしました。
私が寝込むと、私が寝る前にやっていた台所の片付けも、洗濯機のセットも全部やっておいてくれました。
「なんだ、できるんだ」
結局「自分がやらなくちゃ」と勝手に思い込んでいたのですね。
素直に「お願い」と言えばよかったのです。
つい「主人の方が忙しいし、基本的に肉体労働で大変だから」と、変に遠慮していた自分がいました。
主人にこの話をすると、
「疲れやしんどさは人それぞれなんだから、言わないとわからない。
だからしんどかったら言えばいい。俺もできないときはやらないから。」
と言ってくれました。
「体調が悪いのに私はやってる!」とか、「男の人は寝込めていいね」とか、卑屈に考えて、勝手にストレスをためていたと思います。
夫婦にはやはりコミュニケーションが必要です。
特に男の人に「察してほしい」は無理なのだと、子供が生まれてからつくづく思います。
「私がこんなにしんどそうにしてるのに気が付いてよ!」とイライラしていると、男の人は余計に声をかけ辛いそうです。
だから私は自己申告をして、寝込むことにしました。
しょっちゅう寝込むわけではありません。
本当に無理な時だけ、お願いするのです。
私は調子悪いなと思ったら早めに病院に行くので、長引く事はそうそうありません。
だいたい一晩寝れば復活します。
子供が生まれてからは特にそうです。
「母は強し」ってこういうことかな?とも思います。
2日寝込んだ時には、主人に「君がそんなに寝込むなんて珍しい。大丈夫か?」と心配されるほどです。
皆さんももしご主人が、基本的な家事ができるなら、素直に「今日は体調がすこぶる悪いので、横になる」と言ってみてください。
動いていると、「動けるから大丈夫」と男の人は、残念なことに、奥様の体調不良にはなかなか気が付かないようです。