妊娠初期の掃除や家事で気を付けたい5つの日課を乗り越えるための工夫

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なにかと不安の多い妊娠初期。

妊娠初期とは妊娠に気づく2か月~4か月(妊娠4週~15週)の時期です。

この時期つわりの症状に悩まされる妊婦は多いですし、身体が怠くて妊娠前のように動けないことで家事や掃除が思うようにできずに悩んでしまうママさんも多いですよね。

そこで妊娠初期における掃除や家事で気をつけること、気をつけないといけない理由、工夫できることなどをまとめました。

妊娠初期は初産、経産婦、関係なく何が起こるか予測はできないものです。

なぜ気をつけないといけないのか?を知っていれば、「あ~あの時〇〇だったら…」と後悔することをしてしまう可能性は低くなるでしょう。

そして気をつける理由が理解できていれば、掃除や家事の工夫も考えやすくなりますよね。

1人で読むのではなく、ご家族で一緒に見て頂きたい内容にしていますので是非一緒に見てくださいね☆


トイレ掃除・浴室の掃除・床の掃除

下半身・お腹に力が入りすぎないように気を付ける

気をつける理由

トイレ掃除・浴室の掃除・床の掃除に共通していることはなんだと思いますか?

膝を曲げて屈んだ姿勢で掃除をしないといけないということです。

妊娠初期に下半身、お腹を圧迫するような姿勢は良くありません。

妊娠初期はまだ胎盤が完成していません。

お腹に力が入ることで出血してしまう可能性があります。

妊娠初期の出血はそのまま流産してしまう可能性だってあるんですよ。

工夫・対処法

柄の長いお掃除グッズを購入しておくことをおすすめします。

床の掃除はコードレスのスティックタイプの掃除機が妊娠中は便利なのですが、用意できないならばフロアモップが便利です。

浴室の掃除には洗剤を使わなくても汚れが落ちるグッズなどを利用するのも良いでしょう。

カラダを洗った時の泡で気になる箇所をこすったり、カラダを拭いたあとのタオルで床をササッと拭いておくのも良いでしょう。

洗濯物

  • 高いところに手を伸ばさない
気をつける理由

妊娠初期は子宮も日々変化しています。

手を高いところに伸ばすと子宮を支えている靭帯に負担がかかり、お腹が張ってしまうことがあるのです。

お腹の張りは安静にしていると収まることも多いので、たいしたことがないと考える人もお多いのですが、一歩間違えれば出血です。

お腹が張るような姿勢はとるべきではありません。

工夫・対処法

可能であれば洗濯物を干す場所を低い場所にしましょう。

可動式の物干しであれば家族が家にいるときに位置を下げてもらってくださいね。

またハンガーにかけたり、ピンチハンガーにかけたりしている時は椅子に座るなどして疲れないような工夫を心がけてください。

買い物

  • 重い物を持ったり、歩き回ったりする負担を減らす
気をつける理由

出かけるだけでも疲労は蓄積されます。

加えて歩き回って買い物をして、たくさんの荷物を持って移動することは妊娠初期の身体にはかなり負担になる
ことを忘れないでください。
工夫・対処法

宅配やネットスーパーを利用してはいかがでしょうか?

また家族が家にいるときに一緒に行って貰えば、不測の事態が起こった時にも安心ですからね。

食事の準備・洗い物

  • とにかく無理をしない
気をつける理由

つわりで気分が悪い時もあるでしょう。

身体がだるくて起きられない時もあるでしょう。

そんな時に無理して家事をすると、ストレスになります。

ストレスも出血や流産の原因になりますからね。

家族の理解も必要です。

工夫・対処法

キャスター付きのキッチンチェアを購入してはいかがでしょうか。

ほんとうは家族が変わって家事をすることが一番なのですが、全部任せてしまうことに抵抗を感じる妊婦も少なくはありません。

一緒にするようにしたり、当番制にしたりしてはどうかと話し合ってみてはどうですか?

また1品だけお惣菜を買ってくるとか、冷凍食品を利用することも良いでしょう。

お惣菜や冷凍食品に抵抗のある方は、調子が良い時に作り置きのおかずを作って冷凍保存しておくのも良いですね。

ごみ出し

  • 屈んだり、重い物を持ったり、大きい荷物を持って階段を利用しない
気をつける理由

妊娠初期に関わらず、妊娠中はごみを持っての階段利用はやめてください。

めまいが起こることもあります。

大きいごみを持ってバランスを崩すことだってあるかもしれません。

妊娠初期はめまいを起こしやすかったり、ゴミ捨て場の臭いで気分が悪くなったりすることも考えられます。

工夫・対処法

ごみ出しは家族に手伝ってもらいましょう。

妊娠中だけでなく、出産してからも赤ちゃんを放置してごみ出しには行けないのですから、練習だと思って妊娠初期から家族に手伝ってもらう習慣を作ってしまいましょう。

まとめ

  1. トイレ掃除・浴室の掃除・床の掃除
  2. 洗濯物
  3. 買い物
  4. 食事の準備・洗い物
  5. ごみ出し

気をつけることは他にもたくさんありますが、この5つはほぼ毎日しないといけないことですので、悩みのタネになることも多いようなのです。

全てのことに共通して言えることは

  • 万が一を考えて行動すること
  • 家族の理解と協力が必要

ということです。

妊娠初期は胎盤もですが精神面でも健康面でも不安定な時期なのです。

知らず知らずのうちに無理をしてしまうママも多いです。

出血してから後悔するのでは遅い場合もあります。

家族に頼れるところは頼って、母体を大事にしてくださいね。

お腹の中の赤ちゃんだけでなく家族も一緒に成長できると良いですね。