保育園の先生や、市のボランティアの方って絵本の読み聞かせがとても上手いですよね。
自分で読み聞かせをするときにもあんな風にしたい!
そう思っている方も少なくないと思います。
しかしなかなか難しい上に恥ずかしい…
そんなママとパパ必見の、子供に読み聞かせをするときのコツやポイントを詳しくご紹介したいと思います♩
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
そもそも読み聞かせのメリットって?どんな効果があるの?
幼少期に行う絵本の読み聞かせには4つのメリットがあるとされています。1つずつみていきましょう。
- 感情が豊かになる
- 安心する
- 言語の勉強になる
- 知識が身につく
ママの声でお話を聞くことで、子供はその絵本の主人公になったような気持ちになります。
自分の想像の中で喜怒哀楽を感じたり、満足感や嫌な気持ちを覚えるのです。
それにより、人に共感する気持ちが豊かになり喜びや悲しみを、友達と分け合えるような子供に育つと言われています。
まだ言葉のわからないような赤ちゃんには読み聞かせの必要はないんじゃないの?
そう考える方もいらっしゃいますよね。
しかし、そんなことはありません!
まだ言葉のわからない赤ちゃんにも、ちゃんとメリットがあるのです。
子供はママやパパの声が大好きで、安心できる要素の1つでもあります。
そのため、ママやパパが読み聞かせをしてくれることで安心してスムーズに寝入ることができるのです。
読み聞かせをすることにより、子どもは耳からその言葉を必死に覚えようとします。
聞いた言葉を頭の中にいれ、自分で考える力をつけることが出来るのです。
また、聞いた言葉を頭の中で想像する力もつきます。
絵本は子どもにとって、知らないことの連続です。
この動物はこんな鳴き方をする、この車はどういう役割をもつなど
様々な知識を絵本から取り入れることが出来るのです。
絵本の読み聞かせをするときのポイントとは!3つのコツをご紹介
ここからは実際に絵本の読み聞かせを行う際に、気を付けるべき3つのポイントをご紹介していきます。
- 声の抑揚
- 声の大きさ
- 子供の位置
声の抑揚とは、絵本の展開やシーンによって絵本を読む声に強弱をつけることです。
静かな場面や楽しい場面、怖い場面など絵本の物語に合わせて、声の抑揚をつけることで子どもがより興味をもって聞いてくれるようになります。
声だけで表現するのが難しい場合には、表情を変えるのも1つの手だと言えます。
絵本を読み聞かせする際には、その物語の展開に合わせた、声の抑揚と表情の変化をつけることで子どもの表現力の豊さをつけることができます。
こちらのポイントは1つ目の声の抑揚と重なる部分もあるのですが、物語の展開に合わせて声の大きさを調整するようにしましょう。
怖い場面では声を小さくして、いきなり驚かすなど、声のボリュームに変化をつけることで、子どもは興味をもって
耳を澄ませて読み聞かせをきちんと聞いてくれるようになります。
また、子どもが読み聞かせに集中していないときには声を小さくすることで「何かはじまるのかな?」と興味を引くことが出来るのです。
3つ目のポイントは、読み聞かせをする際のお子さんの位置です。
普段読み聞かせをするときは、子どもはどこにいますか?
ママやパパの膝の上であったり正面、ベッドで寝込んで読むときには隣だったりしますよね。
もしも、お子さんが読み聞かせをしているときになかなか集中してくれないのであれば、いつも読み聞かせをしている場所と子どもの位置を変えてみると集中してくれるかもしれません。
お子さんのそのときの機嫌や状態によって、子どもの位置を変えることも、絵本に集中してもらうためのコツになります。
少し不安そうな顔をしているときは、子どもを膝の上にのせて絵本を読むと、子どもは安心して聞いてくれるようになります。
一方で、絵本の内容を楽しんでもらいたいときには隣に座らせることで、物語そのものに興味を示してくれるのでおすすめですよ^^
これなに?どうして?と興味を引くのは、隣で読み聞かせを行うときが1番多いと言われています。
まとめ
お子さんに行う絵本の読み聞かせは、思っていたよりも難しいものです。
まだ言葉のわからない赤ちゃんにも、読み聞かせが重要であることがわかっていただけたかと思います^^
絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーションをとるだけでなく、子どもの表現力や想像力を豊かにしてくれます。
さまざまな物語の絵本を読んであげることで、子どもの将来にもつながるのです♩
「声の抑揚」「声の大きさ」「子どもの位置」など、読み聞かせだけなのに注意することがたくさんある!
そう思いがちですが、少し工夫をしてあげるだけで子どもの興味がぐっと絵本に向かいます。
興味がなさそうだから、とあきらめずに根気よく付き合ってあげてくださいね^^
ぜひ参考にしてみてください♩