絵本の読み聞かせはしていますか?
私は第一子目の時はお腹の中にいた時から絵本を読んでいました。
お腹の中の子どもにも声が聞こえていると育児書で見たからです。
絵本のイメージも伝えるともりで、テレパシーでも送るようなイメージで良き聞かせをしていたのを懐かしく思います。
最近では小学校で保護者の読み聞かせのボランティアを募っていたりしますよね。
小学生でもまだ読み聞かせが有効だということでしょうか。
読み聞かせは、自分が小さいころに親に読んでもらった記憶がない人は自信がなかったりしますよね。
そこで読み聞かせのコツなども紹介しますので、慣れてきたら是非読み聞かせのボランティアに参加してみてくださいね。
子どもたちのきらきらした目を見るともっと上手に読みたい!!なんて欲がでてきますよ。
この記事の目次
絵本の読み聞かせはいつからする?
結論から言うといつから始めても大丈夫です。ただし早ければ早いほど良いと思います。
産まれたばかりの子どもに絵本を読んだところで理解できていないよね!?と思うかもしれませんが、理解している必要は全くありません。
親が本を読んであげるという行為に意味があるのです。
私が読んだ育児書のママさんは極端でしたが、お腹にいるときから読み聞かせをしていた、文字を教えていたというのです!!
絵本の絵を頭の中でイメージしながら読むと良いと書いてありました。
文字も形をイメージして伝えていたんだそうです。
その効果かどうかは証明はされていませんが、そのご家庭で育った子どもたちは皆さん誰でも聞いたことがある有名大学(海外)に進まれています。
もし今まさに妊娠中の方はすぐに初めてみてはいかがですか?
妊娠5か月くらいから声は聞こえているそうですよ。
絵本の読み聞かせの効果は?
幼児期の読み聞かせの効果として一番大きいのは子どもとの絆が深まるということではないでしょうか。
読み聞かせをしないと愛情が伝わらないと言うわけではありませんが、親の声を聞くことで子どもは精神が安定します。
精神が安定しているということはストレスがかかっていないという事で、子どもの成長過程においてはすごく重要なことなんです。
情緒が安定している子どもには集中力が備わりやすいことも分かっていますよ。
何をするにも集中力ってだいじですよね。
読み聞かせしてくれる大人の声を一生懸命に聞き取ろうとする姿勢が集中力を養ってくれると言えます。
創造力が豊かになり、好奇心が旺盛になる効果があります。
これからの時代、創造力ってすごく大事になってくるんですね。
ですが創造力って皆が生まれ持つ能力ではないのです。
が、読み聞かせをすることによって創造力が育まれるなら絶対に読み聞かせはしておくべきですよね。
後は、単純に語彙が増えます。
「ウチの子言葉が遅くて心配」なんて言われていた子どもがある時期を迎えるとものすごくおしゃべりになったと言う話を聞いたことはありませんか?
言葉のバケツがいっぱいになったらある日突然こぼれ出るイメージですね。
話し始めるのが早いか遅いかはこのバケツの大きさが一人一人違うからです。
たくさん読み聞かせしていてもお話が遅いように感じる子どもはバケツがきっと大きいのですね。
バケツの大きさは成長と共に大きくすることも可能です。
バケツを大きくするきっかけが読み聞かせだと思うのです。
絵本の読み聞かせのコツ?
まずやってしまいがちなのが早口ですね。読み聞かせてすぐはゆっくり読んでいても、話が進むにつれて早口になってしまいがちです。
最後まで気を抜かずにゆっくりと読むことを心がけてください。
ときどき子どもと目線を合わせながら読んでくださいね。
必至で文字ばかり追いかけていると、子どもの表情がわからないですよね。
子どもがどんな気持ちで聞いているのかも気に掛けながら読み聞かせをしていると、読み方が自然と上手になってくるんです。
読み聞かせをしている人の表情も大事です。無表情で読み続けるよりは、喜怒哀楽を声だけでなく表情でも表した方が良いとされています。始めはなんだか照れ臭いかもしれないですが思い切ってやってみましょう。
案外楽しいですよ。
本の位置は固定されているほうが子どもも集中してみることができます。
周囲におもちゃが転がっていたり、他の音が聞こえているのも妨げになって集中して聞きにくいですね。
後は、話の途中に感想を聞いたり、物語の質問をしたりすることはおすすめできません。
話が中断してしまいますからね。
大人にとってはささいなことですが、子どもからすると混乱してしまうかもしれません。
読み聞かせが終わった後に「おもしろかったね~」なんて会話するのは問題ありませんからね。
年齢別おすすめの絵本の読み聞かせポイント
赤ちゃん
最初の頃は、赤と白と黒しか認識できていないとも言いますよね。
色合いのはっきりとしているシンプルな絵本。
同じ言葉を繰り返していたり、何かの音を表していたり、リズムでも楽しめるようなものがおすすめです。
子どもが話し出したら
日常生活のお話や家族のお話、身体のお話、昔話などからシンプルで分かりやすいストーリーの絵本がおすすめです。
色んな本をたくさん読むことも良いのですが、お気に入りの1冊を見つけて繰り返し読む方が良いと言われています。
幼児期
この頃になると色んな本を読んでいる子どもは、ストーリーやイラストの好き嫌いが出てくるんですね。
名作だからと嫌がる本を無理して読み聞かせる必要はありません。
子どもが選べるようにストーリーもイラストも違ったものを用意してあげるとよいですよ。
図書館で下見をして気に入った本だけ購入して自宅に置くようにすればよいですね。
小学校低学年
おとなが読み聞かせをすることはもちろんですが、子どもに本を読んでもらうのも良いかもしれないですね。
難しい本でなくてかまいません。ひらがなばかりの絵本で大丈夫です。
親が読み聞かせるときは長めのものを、子どもに読んでもらう時は短めのものを選ぶと良いですよ。
小学校中学年
読める漢字も増え、興味あるものがはっきりとしてきます。
学校の図書館で借りてきた本でもよいですし、読んでほしい本を本棚にこっそりとしのばせておくのも良いですよ。
子どもが興味を持っていることがさらに広がるような本を選んであげてください。
小学校高学年
高学年になっても読み聞かせは続けて良いんですよ。
歴史に関する本や世界のことなど社会で役に立つような内容を読んで、あとで意見交換するのもよいですね。
最近の小学生の社会は昔に比べて量が多いと思うんですよね。
勉強だけではうんざりすることも、絵本を読むことで絵と文章がつながって頭に入りやすくなることもあります。
社会に苦労している人は一緒に絵本を読むことをおすすめします。
まとめ
でも始めるのに遅すぎるとういうことはないので、今日から始めてみてはどうですか。
読み聞かせの途中で話をさえぎるような質問などはしない。
子どもが興味・関心をもっている、それに関連するような絵本、長年読み親しまれている絵本などからえらぶのがポイントです。