近年ますます核家族化が進み、里帰り出産をする人も増えています。
私自身、里帰り出産をしました。
下の子を出産するときに上の子はまだ1歳半で手のかかる時期だったので里帰りをして実家の両親にはかなり助けてもらいました。
一方で子育てのやり方の違いに戸惑ったり気を遣うこともありました。
今回は私の経験も踏まえて、下の子の出産は里帰りしたほうがいいのか、里帰り出産のメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。
出産の前後で上の子を実家に預けることができる!
私は下の子のときも里帰り出産をしようと決めた理由が、上の子がまだ1歳半と小さく手がかかること、私が出産で入院中もパパが仕事を休めないこと、実家の母が高齢で飛行機に乗ることに抵抗があったことなどから里帰り出産をすることに決めました。
出産で5日間ほど入院することになるので、その間上の子のお世話を実家の両親に任せるのは不安な面もありましたが、どうしようもない部分もあったのでごはんの食べさせ方やおむつの替え方を出産前に母に伝えておきました。
私が入院中、上の娘は寂しがるだろうなあと思っていたのですが、意外にも「ママばいば~い」という感じであっさりしていて逆に私のほうがさみしくてたまらなかったです。
でも特に大きなけがもなく環境の変化がありながらも夜もぐっすり寝てくれてなんとか私が入院中も実家で無事に過ごしてくれました。
頼れる人がいるのは本当にありがたく幸せなことなんだなあと里帰りをして実感することができました。
上の子が小さくまだまだ手がかかり、実家から両親が来れないなどの事情があれば里帰りするとママにとっても上の子にとっても負担が減るのでいいかもしれませんね。
実家に頼りすぎないことが大切!
実家だと食事の準備もしてくれますし、家事もしてくれてママは楽ですよね。
私も里帰りをして、毎日食事を作らなくていいのでとても助かりました。
上の娘も大人の食事を取り分けて食べることができる年齢だったので、自宅よりもいろんな食事を食べることができて嬉しそうでした。
ただ、やはり里帰りが終了して自宅に帰ってから日中は子供たちと私だけの生活がスタートしたので最初はとても大変でした。
実家の母は「こっちにいるときくらいゆっくり過ごしていいからね~」と言ってくれていたのでつい甘えていたのですが、実家にいるときに両親のサポートを受けながらでも少しずつ家事をしたりと元の生活に戻れるよう準備しておくべきだったなあと反省しています。
里帰り出産をして困ったこととは?
里帰り出産をしてみて感じたのは、実家の両親が意外と体力がなかったので上の子のお世話を頼むのもなんだか申し訳なくなってしまったことです。
午前中は母がよく上の娘を公園に連れていってくれていたのですが、やはり動き盛りの娘を追い掛け回すのに疲れてしまい、体調を崩して寝込んでしまいました。
確かに両親は若くはないですし、実家には出産前も含めて2ヶ月ちょっと滞在したので長すぎるのもよくないのかなあと感じました。
あとは、上の娘にはお菓子をあまりあげないように母にお願いしていたら、朝食を食べないからとお菓子をたくさん与えていてさすがに口論になってしまったこともありました。
孫が喜ぶので上げたい気持ちは分からなくもないけれど体のことを考えるとやめてほしいなと思うこともありましたね。
まとめ
実際に里帰り出産をしてみて、メリットやデメリットなどはありましたが、私は帰ってよかったと思っています。
なかなか実家が遠く頻繁には帰れない中で、孫を見せることができたのと2ヶ月一緒に過ごすことができたのは私にとっても貴重な日々でした。
正直二歳差育児にかなり不安があったので、里帰りをして精神的にも両親にはとても支えられました。
もう一つ里帰りをしてよかったのが、この期間上の娘が心身ともに急激に成長したことです。
両親がいつも話しかけてくれていろんな人の中で過ごし、様々な刺激を受けたのが影響してか言葉も増えましたし、できることがたくさん増え、私自身も娘の成長を見てとても嬉しく感じました。
一方で母が体調を崩してしまったのを見て、両親が高齢な場合はどこまでサポートしてもらえるのか、両親の負担にならないようにどうすべきか事前に考えたり、お互いに話し合っておく必要があったなあと感じています。
ちなみに私の母は専業主婦だったので時間に余裕はありましたが、まだ働いていらっしゃる方もいると思います。
里帰りをしたけれど、実家の家事もやらなければならず結局休むことができなかったという話も耳にします。
それぞれの状況によって得られるサポートも異なってくるので里帰りすべきかどうか妊娠中によく考えて選択できたらいいですね。
今回紹介した内容が参考になれば嬉しいです。