初めての出産を控えているお母さんのお悩みに、産後里帰りをするかしないかを考えている方は多いと思います。
もし里帰りできるなら、1か月はお世話になることをオススメしていますが、なぜそこまでオススメするのか、里帰りをすることでのメリット、もちろんデメリットも紹介していきたいと思います。
妊娠中は、ネットで妊娠、出産、産後の事について色々検索してしまいますよね?
いろんな情報が飛び交う中、結局は里帰りを経験した主婦の意見を見たり聞いたりするのが一番だと思います。
産後1か月はお母さんの体おやすめ期間!!
頑張って痛い長い陣痛を経て、可愛い可愛いわが子を産みます。そこからもうあなたはお母さん。
しかし、それと同時に子どもの為にも体調を回復しなければなりません。
産後1か月目は『産褥期』といい、傷ついてダメージを負った体を癒し、治す必要がある期間です。
そしてお子さんとの生活リズムをつける大事な1か月となります。
簡単に言うと、一日の大半はベットの上で赤ちゃんが寝ているときは自分も横になって寝るということです。
生まれてきたあかちゃんは1か月間、個人差はありますが大体、2時間置きくらいで起きます。それはお母さんが十分な睡眠をとることができない事も意味しています。
そして1か月間は、出産のときに出し切れなかった胎盤などの組織、血液の『悪露』もあります。無理に動くと悪露が長引いてしまい、量も増えてしまいます。
そして産後は骨盤がゆるゆるです。産後は骨盤矯正!というワード聞いたことがありませんか?
無理に動くと骨盤が緩いため、腰や恥骨などに痛みを感じるようになってしまいます。
そして1番は、ホルモンが不安定になること。
経験のない方は想像できなかもしれませんが、テレビの音、階段の音、インターフォンの音などに敏感になったり、赤ちゃんに湿疹がでた、お尻かぶれができた、泣き止まない、など心配事も増え、今まで気にならなかった事にイライラしたりしてしまうんです。
しっかり休まないと、産後鬱になったりストレスがどんどん溜まって、戻る体調も戻らなくなり体のだるさなどと一緒に生活する時間がとっても長くなってしまいます。
なので、里帰りをオススメする理由はここにあるのです。
里帰りのメリット、デメリット
まず1つ目のメリットは、赤ちゃんと自分の事に専念できるということです。
もし里帰りしないとすると、退院後から家事、掃除、洗濯、買い物、御飯準備、赤ちゃんのお世話をしなければなりませんよね?
赤ちゃんで手一杯なのにそんな事できる自信はありますか??
私は絶対にできません。
しかし、実家だと少なくとも親御さんが、食事の準備や、洗濯をしてくれ自分の負担は軽くなります。そして十分に体を休ませる事ができ、赤ちゃんにつきっきりになれます。
2つ目は、不安な時に相談できる人が近くにいると言うこと!
退院してからは、近くに看護師さんもいなく自分で赤ちゃんの事をみて判断しなければなりません。しかし産んで1週間で赤ちゃんのことを全てわかるようにはなりません。
そして、大体退院した後に何かしらおきます。
そんな時、ネットで検索もありますがいろんな事がかかれているので判断が難しいのが現実です。
でも、自分を育てたことのある親はとっても心強いです。
いっぽうのデメリット1つ目は、親御さんが干渉してくること。
「自分はあなたを育てたからわかるわよ」とぐいぐい来られると、生活しにくいですよね?でも親御さんはあなたが心配なんです。
育児の大変さをわかっているからこそ、協力したいと思うんですよね。
こうなるのが目に見えてわかるようでしたら、前もってやめてほしいことを伝えておきましょう。
2つ目はパパに会えない事。
お互いばらばらで生活しなければならないので、いまはさみしいと思うかもしれませんが、いざ赤ちゃんが生まれると当分はパパにかまう余裕はありません。それなら寝たいと思うはずです!
1か月で体調を回復させ、赤ちゃんとの生活に慣れてきたときにぱぱと存分にお話ししましょう。
それまではパパにも家のことをお願いしておきましょう。
まとめ
産後1か月がどれだけ大事なのか実際産んで1か月経ってから経験してみないとわからないとは思いますが、本当に重要です。
聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、「ガルガル期」というのもある人はあります。
誰にも赤ちゃんを触られたくないと思う動物の本能的なものです。
それだけ赤ちゃんのことでデリケートになるということです。
里帰りのメリット、デメリットをみて明らかに里帰りが母子ともにいいかわかると思います。
1か月は無理という方もいると思います。
それなら2週間でも実家に帰ってゆっくりしてください。
間違いなく今後の体調の戻りが違います。
わたしも里帰りしましたが実の親なので特に気を使うこともなく、赤ちゃんと自分に集中できました。