子どもや赤ちゃんを実家の両親に預ける時はどんな心構え?家族の形

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先日も2歳の子供が行方不明になり、3日目に発見されるという事件がありましたね。

スーパーボランティアの活躍で、無事発見の一方に多くの方が安心されたでしょうね。

私もその一人です。

行方不明時にお孫さん二人を連れていたおじいちゃんも、きっと責任を感じて辛い時間を過ごされたと思います。2歳と3歳を連れて、海に行くのは考えているよりずっと大変だったと思います。

子供を預けるって本当に気を使いますよね。

私は子供が産まれた時、考えたくはない事ですが、「この子を預けた先で何かあったとしても、預けると決めた自分の責任だ」とふと思った事がありました。

今回のニュースを我が子に置き換えた時に、お母さんの気持ち、おじいちゃんの気持ちを考えると本当にお辛い3日間だったろうと思いました。

今回は、「祖父母に預ける時」のお話にしましょう。


まずは我が家の実家事情を

我が家は近隣に親類縁者はおりません。

ですので、基本的に保育園に登園してもらい、病気の時はパパか、ママが仕事を休む。

土日は父母子の家族で行動です。

祖父母(父方・母方とも)に預けるのは、年に数回、数時間程度です。

それも帰省した時や、我が家に遊びに来た時に夫婦だけで用があって出かけるときなどの限られた時間です。

たまにしか接さないですが、祖父母と息子は仲良しです。

きっと祖父母からの愛情が身体から滲み出ているからでしょう。

息子も安心できているのだと、新生児の頃から感じています。

実家の祖父母に預けられる環境は羨ましい?

私の周りの友人には、近所に両家または、どちらかの実家があり、子供が病気でもそこに預かってもらって殖芽へと出勤するという人は結構います。

それはそれで「助けてもらえていいなぁ」と正直羨ましく思う事もあります。

そんな友人と会話をしたときの事です。

私:「病気でも預けて出勤できるのは羨ましい」
友:「確かに助かるけど、ごはんとかちゃんとしてくれないし、気を遣うし大変よ」

そんな答えが返ってきました。

正直驚きでした。

内心「感謝しかなくない?!」と思いましたが、実際そうでもないようなのです。

「感謝しかないだろう」と思える事でも、当人は「そうでもない」そうです。

置かれている環境で違うものだなぁと思いました。

私は祖父母に預ける時は、基本何も言いません。

お菓子NGとか、テレビNGとか何の注文もつけません。

ご飯もなんでもOKです。スーパーのお惣菜でも。

なぜか・・・・・

「本来私がやるべきことを、代わりにやってもらうのだから。気に入らないなら自分がやるべき」
「祖父母が孫にすることは、『孫可愛さ』でやること。愛情表現のやり方はひとそれぞれ」

と考えているからです。

だから基本的に文句は言いません。命に係わる事象を除いては。

そのあたりの安全に関しては、私よりも祖父母の方が過保護なので、今のところ大丈夫です。

ところで、最近こんなニュースも耳にしますね。

孫の世話に、祖父母が疲れている

これはその通りだと思います。

幼児の体力は計り知れません。

うちの子も4歳過ぎから昼寝をせず、一日遊んでいますからね。

移動は常に小走り。

家の中でも、飛んだり跳ねたり。

体力底なしです。

そんな元気すぎる幼児にお付き合いしてくれる、おじいちゃんおばあちゃん。

まだ50代の若いかたが大部分でしょうか、中には6~70代の方もいるでしょう。

孫可愛さに、無理しちゃうんですよね。

盆や正月のたまにならいいでしょう。

でも「孫疲れ」を訴えるおじいちゃんおばあちゃんはほぼ毎日。

それは、親も考えないといけないと思います。

体力ありあまる元気いっぱいの状態で預ける時も、ママに一番甘えたいであろう状態の病気で預ける時も。

同居していて毎日の生活が一緒の過程は、また状況が違ってくると思いますが、世帯が別の場合は、祖父母への対応ももっと考えないといけないのかもしれませんね。

大半の方は「感謝してるし、負担もかけている自覚がある」と思っていたのですが、

前述の友人が
「孫なんだから見るの当たり前だよねぇ」
と、話すのを聞いて、「祖父母の孫疲れ」と相まって、

両親と祖父母で子育てをしている若い世代も多いのかもなぁと思いました。

様々な家庭の形があり、事情もそれぞれです。

お互いの立場を理解して、尊重していければ理想です。

でもなかなかそうもいかないですよね。

さいごに

私は子育てを通して、言葉できちんと伝えることの重要性を日々感じます。

子どもを預ける時の事情も、お願いしたい事もきちんと言葉に出して確認をするようにしています。

たとえ相手が自分の両親であったとしても、相手にちゃんと伝わっているか?も、気を付けています。

相手にとってよかれと思って発した言葉が、相手にとってはそうではないという事も、多く経験してきました。

「そんなつもりじゃなかったのに」という事、よくありませんか?

自分がどういうつもりで、その話をしたのか?もきちんと伝える必要があると思います。

どこにいても子供が嫌な思いをしないよう、おじいちゃんおばあちゃんの身体の事も気にしつつ、みんなが笑顔でいられる環境に配慮していきたいものですね。

それにはやはり日頃からのコミュニケーションが大事なんだろうな、と思う今日このごろでした。