独身の頃は自分のためにエステやネイルに通い、体作りのために加圧トレーニングに通ったりと、自分磨きに余念がなかった時代もありました。
今ではとても懐かしい話です。
無事出産を終え、産褥期を無事に過ぎ、床上げを終えて「さぁ本格的に育児生活スタート!」と、意気揚々とママとしての人生を歩み始めた私でした。
こんなに産後って身体が変わるの?!と驚いた事を、紹介したいと思います。
この記事の目次
私が抱えた産後の髪の毛トラブル→抜け毛問題
産後の大きなショックはこれでした。それまでは艶々の、しっとりした毛髪でした。
「出産したら、髪の毛がごっそり抜けたのよ」と、知人から聞いており、「これかぁ」と、抜け毛が増え始めた頃は、特に驚きもしませんでしたが・・・
どんどん量が増える…。
シャンプーをして流すときに、手に絡みつく抜け毛。
一日にどれだけ抜けるんだ・・・と手についた毛を眺めておりました。
抜けているのは、それだけではありません。
ふと部屋の見ると、散乱している長い髪の毛。
お風呂場の排水溝を掃除しようと蓋をめくれば、そこにも長い毛。
「全部私のじゃないか?!」
「一日にどれだけ抜けてるの?!」
もともと髪の量が無駄に多い私だったので、幸いにも抜け毛が多くて禿げるということはありませんでしたが、そのあまりの抜け毛の量にギョッとしました。
それよりもショックだったのが量より質の問題
それよりも私がショックを受けたのは、量より質です。
手ぐしを通してみると、ビヨーンとビニールのように力なく伸びる髪の毛。
何これ?!
ヒヨヒヨの髪の毛が、手に絡みついてきます。
見るからに「栄養不足」の髪の毛。
そういえば、ツヤもない。ハリもない。コシもない。
私の髪の毛こんなんだった?
気が付けば白髪も増えている。※これは加齢のせいかもしれませんが。
髪の毛にツヤがないって、老けて見える。
ということに、この時気が付きました。
お肌も大事だが、髪も大事。
今までこんなに髪の毛に興味を持ったことはありませんでした。
どちらかと言えば、シャンプーやコンディショナーに大したこだわりもなく、ドラッグストアでお値段とか、デザインで選ぶ程度のものでした。
でも、産後の悲惨な髪の毛にショックを受けた私は、選ぶようになりました。
ネットの口コミを見るようになったり、髪のきれいな友人に「何を使っているのか?」と聞いたり、美容院でもそれまではお任せ一辺倒だったのですが、「ツヤがない。ハリがない。この髪の毛なんとかならない?」と相談したり・・・
お肌や体形など問題は山積でしたが、まずは髪の毛でした。
お肌もそこそこ、体形は見るも無残・・・だったからでしょうか・・・
余談ですが、お肌も体形も、もちろん産後のトラブルの一つです。
トラブルと言えるかどうかですが。
体形に関しては、かなり個人の努力によるものなので、私が怠慢だったという事です。
不思議と産後って、美容に興味が無くなるんですよね。
私だけでしょうか?
赤ちゃんを守るために、オスの気を引く(敵を作るような目立つ)行動をしない動物の本能かしら?
と私は勝手に納得してました。
私が試した髪の毛トラブル対処法のあれこれ
とはいえ、鏡の中の老けた自分を見て、最低限の身だしなみとして、せめて髪の毛くらいきれいにしたいと思ったのか、まずは手っ取り早くできそうな髪の毛と思ったのか。
でも実際、てっとり早くはありませんでしたが。
美容院でトリートメントをしても、そのツヤが持つのは数日。
シャンプー、コンディショナーは少しは改善されましたが、やはり出産前の髪には戻らず。
いろいろ試しましたよ。
ノンシリコンとか、ボタニカルシャンプーとか。
でも、結局予算的な問題もあって今は普通のシャンプーに落ち着きました。
ドラッグストアでどこでもある400円から500円の物です。
その中でもまぁ髪に合っているかなとは思います。
本当は食べ物とかも気を付ければよかったのですが、離乳食やら、肉体労働を頑張る主人に合わせた献立やらで、自分の事まで気が回らないという現実。
それにただでさえ育児でストレスたまるのに、昆布やわかめとか、食べ物まで我慢したくないっていう本音。
食事療法は諦めました。
努力せず、物に頼るという他力本願。
そして6年後の現在はというと
結局髪の毛は出産して6年たちますが、以前のようには戻りません。
が、ヒヨヒヨのビニール髪ではなくなりました。
たまに美容師さんに「髪の毛、スカスカよね?」と聞いても、「そんなことないですよ」と言われるレベルにはなりました。
※この美容師さん、産後の状態も知っているので嘘は言いません。
自分では納得してないですが、もう年齢の事もあるし、ここらで納得しないといけないのかなとは思います。
子供が大きくなるにつれで、今度は自分のためではなく、息子のために、キレイなママでいたいと思い始めましたので、3歳くらいからは「美容」への関心も戻ってきました。
それでも独身の頃のように、自分へはお金かけられないですけど。
これからは息子のため、主人のためにも、(それなりに・・・恥ずかしくない程度に)キレイなママ、奥さんでいられるよう努力したいなと思います。