子育てをしていると、イライラする事って日常茶飯事ですよね。
可愛い我が子のはずなのに毎日イライラして怒ってばかりいる…
そう気にしているママも少なくないと思います。
私も実際に子供たちがいたずらをすると、家事が思うように進まずに毎日怒ってしまって寝顔を見ながらその日の反省会をする日々が続いてしまい、ネガティブになっていた時期もありました。
イライラする自分が嫌になることもしばしば。イライラするのは楽しくないですね。
そんなとき私は自分がイライラするのはどんな時か、よく考えます。
たいがい「自分の考えた通りに進まないとき」なんですよね。子供にしてみればいい迷惑です笑
私が一番長い期間頭を悩ませた、イライラとの戦いを今日はお話します。
イライラの原因=食が細い=食べない
子供の好きな物、栄養バランス、主人の体調管理のためと、献立を考えるだけでも一苦労。
朝起きた瞬間から「今日は晩御飯何しよう」と考えるのもよくあることです。
保育園の給食は何だっけ?
昨日の夕食は何を出したかな?
冷蔵庫に何があったかな?
そんな事を帰宅中に考えつつ、家に到着するなり、早速台所へ。
2、3品を30分足らずで仕上げて・・・
さぁ。いただきます!!
毎日ここからがイライラとの戦いです。
私は自分が食いしん坊な事もあり、食べない事が不思議でたまりません。
まして子供なら「食事」や「おやつ」は喜んで来るものだろうと、思ってました。
でも・・・現実は・・・
うちの子の脳内はきっと・・・
遊び95%、食事4%、寝る1%か?!
というくらい、遊びが大事なんです。
遊びたいからご飯の時間が嫌というほど。
食べることにも興味がない。
「食に興味がない」
このことは、私は一番理解できませんでした。
やっとの思いで宥めて、テーブルに座っても、楽しくなさそうに食べます。
早く遊びたいので、少し食べたら「ごちそうさま」と言い出す始末。
こちらにしてみれば納得いきません。
日によって、
「美味しくない」
「これ嫌い」
「遊びたい」
「食べるのがめんどくさい」
こんな日が続いて、もうイライラです。
「また食べないの?」
「もうお母さん作りたくないわ」
「もうずっと食べなかったら?」
と息子を責める言葉を口に出してしまいます。
息子にしてみれば、何でそんなことを言われないといけないのか、まだわからないですよね。
せっかく作っても食べてもらえない事に、イライラが積もる一方でした。
息子も怒られてばかりなため、ますます食事の時間が嫌いになっていったと思います。
食べないから太らないし。
たまに祖父母にあった時も、「細い子だね。もっと食べさせないと」という言葉にプレッシャーを感じることもありました。
そんな日々を4歳くらいまで過ごしたと思います。
6歳になった今は、気にならなくなりました。
もちろん食べてくれたら嬉しいですし、残されたら残念です。
でも「食べろ。食べろ」とは言わなくなりましたし、「美味しくなかった」と言われたら、「あーそう。ごめんね」と終わります。
毎日食事で険悪な雰囲気になることを悩んでました。
イライラする=自分の価値観の押し付けだと、主人や母に言われました。
そこで反省しました。
「一生懸命作ったのに、なんで食べないのよ!」
の気持ちがイライラの原因ではないか?と。思いました。
自分がこれだけやってるのに、何でわかってくれないの?
という、私の未熟さです。
そんなことで毎日イライラして、楽しくない食事をもっと楽しくない物にしてしまっている。
解決策として、ちょっと手を抜く事にしました。
「私が頑張って作ってる!」の気持ちがあるからイライラするなら、頑張らないでいいや。と。
毎日野菜の種類や、お肉・魚と考えて作ってましたが、「まぁ。そんなきっちりしなくても、1週間で多くの種類が取れたらいい」らしいと聞き、肩の力が抜けました。
もう一点大きな気づきがありました。
保育園で病気が流行っても、うちの子は、あまり病気しない事に気が付きました。
だから「ま。いっか」と思えたのです。
「なんだこの子、食が細いけど、毎日元気だなぁ。」
と、改めて思ったのです。
私が育児でイライラしていると、主人が言った言葉があります。
「子供が大きくなるにつれて、あれもできる、これもできるとなると、どんどん欲が出てくる。そして出来ないと勝手にイライラする。
それは親の勝手だ。産まれた時の事を思い出してみたらいい。
元気に生まれてきただけでよかったろ。
だから、これからも「元気ならいい」と思う。」
毎日子供と密接に関わっていると、なかなかここまで寛大にとはいきませんが、つい他の子と比べてしまったり、何かできない事があったりして、怒ってしまいそうになった時に、「元気ならいいか」と思うようにしています。
ママがイライラするのは、「子供に一生懸命だから」という話も聞きます。
確かにその通りだと思います。
毎日向き合って、ちゃんと育ってほしいから、ママは一生懸命になるんですよね。
でもその一生懸命さが本当に子供にとって必要な物かどうか?
イライラした時に、ふと考えてみると案外そうでもない事もあるかもしれません。
うちはまだ保育園なので、「元気ならいい」でいいかなと思ってます。
これが小学校、中学校と大きくなるにつれ、違ってくるとは思います。
親も子も悩む時期が嫌でもやってきます。
「元気ならいい」でOKな時期も短い物でしょう。
だからこそ、なおさら、その時期にイライラしないで、笑顔で過ごせるようしたいものです。
怒らない子育てをしよう!イライラを軽減させる育児法
子育て中のママは、毎日の家事や日々の睡眠不足からどうしてもイライラしがちですよね。
そんなママのためにイライラを軽減させる方法をご紹介します^^
- 誰かに話しを聞いてもらう
- 別のことを考える
- 子供の立場になってみる
- イライラしてしまうときは逃げる
- 怒るときにはしっかり怒る
相手はパパでも実母でもママ友でも誰でもよいです。
普段から子育てに関する愚痴や悩みを聞いてくれる人に、自分の話をするようにしましょう。
悩みを言葉にすることで、自分の中で解決策が見つかったり、話を聞いてくれた相手が答えを導き出してくれることも多くあります。
なにより、誰かに話をするだけで心が軽くなるのでイライラすることが大幅に減少するのです^^
また、誰かと悩みを共有することで「みんな同じなんだ」と思えるので、おおらかな気持ちで子どもと接することができるようになりますよ♩
子供が奇声を挙げたり、駄々をこねたり、とにかく思い通りにいかないときは頭の中で別のことを考えるようにしましょう。
「今日の夕飯なににしようかな」
「明日は家の中のどこを掃除しようかな」
「美容院に行きたいな」
など、考えることは何でもよいのです。
とにかく一度子どものことは考えずに別のことで頭をいっぱいにすることで、目の前の現実からにげることができます。
そして、自分の中で冷静に子どもと向き合えるようになったら
「それはだめだよ」
「家に帰ったらやろうね」
「お家でパパが待ってるよ」など子どもに優しく声をかけてあげるようにしましょう。
ママがイライラしているままで声をかけてしますと、どうしてもきつい言葉が出てしまいがちですが一度他のことで頭をリセットするとイライラすることなく、子供と接することが出来るようになります。
子供が癇癪を起した場合には、一度子どもの立場になって考えてみることも必要です。
あれもダメ、これもダメ、全部ダメと、全てを頭ごなしに否定していませんか?
そうすると子どもは何もできないと感じ、癇癪を起し続けます。
ママが子どもの立場に立って物事を考えることで
「これがやりたいんだな」
「自分でやりたくて怒ってる」
などママが怒らなくても諭すことでその場をおさめられることも少なくありません。
子供のうちはたくさん失敗することを経験し、その都度新しいことの挑戦することで子供の挑戦意欲が向上する傾向にあります。
そのため、全てを否定するのではなく一度子どもの立場に立って冷静に考えることも重要ですよ^^
「このままでは子どもを怒ってしまう」
そう頭の中で思ったときは、一度子どものいない空間に逃げることも大切です。
同じ部屋にいるとどうしても子供の行動が目について、怒ってしまいがちですが、自分の目で見ないことで気にならなくなって怒ることが減少します。
これは、子どもの安全を確認してから行う必要がありますが、「家の中なら大丈夫」「この部屋なら安全」、そう感じたときには一度冷静になるために別室に逃げても問題ありません^^
とはいっても、子どもが危ないことをしたときは怒らなければいけないし、しつけをするためにも、怒るときにはきちんと怒ることも大切です。
ママが怒ることを我慢ばかりしているとママのストレスがたまるだけでなく、子供の社会性も損ねてしまいます。
しかし、怒るときもそのときの感情に任せてはいけません!
「これがいけないからママは怒っている」
子供にそう伝えることで徐々にわかってくれるようになります。
もちろん子どもの年齢にもよりますが、言葉を理解できる年齢であれば繰り返し続けていくことできちんと理解できるようになってくれますよ^^
まとめ
子育てでイライラしたときの対処法をご紹介してきました^^
子育てって、大変で毎日イライラの連続ですよね。
子供のイタズラだけでなく、自分が思うように行動できなかったり、夕飯の準備ができなかったり…
日々のイライラが蓄積されて爆発することもありますよね。
そんなときにはママにもリフレッシュが必要です。
全てを1人で頑張りすぎずに、パートナーの力を借りることも大切です。
筆者も2ヶ月に1度は実家に帰省して、実母に子どもを見てもらっています。
預けて遊びに行くわけでなく、他の誰かに子どもを可愛がってもらうことで、自分の子供がかわいいと再認識することができるのです。
もちろん怒るママが子どもを可愛くないと思っているわけではありませんが、第三者に、自分の子供がかわいいと言われると嬉しくなりますよね^^
そんなリフレッシュを見つけて、楽しく子育てしていきましょう!