温泉水を持ち帰り!その使い方は化粧水や自宅温泉!注意点はある?

スポンサーリンク

ご存じの通り、日本は温泉大国です。

全国各地にいろいろな種類の温泉があり、今では、日本人だけでなく、海外からの旅行者の方々にも大人気です。

また、「温泉ソムリエ」の資格を取る方々も増えているそうですね。

そして、今、温泉水を持ち帰って家で活用している人達が増えているそうです。

「温泉スタンド」なるものもできて来て、ご当地の温泉水が無料、または有料で、持ち帰ってご家庭で楽しめるのです。

しかし、中には、温泉水を持ち帰ったはいいが、どう使ったらよいかわからない方も少なくないようです。

そこで、今回は、「温泉水を持ち帰り!その使い方は化粧水や自宅温泉!注意点はある?」ということでまとめてみました。


まず、日本には、いろいろな温泉の泉質があることを知りましょう。

温泉には、ご当地によって、含まれている化学成分や、温度、液性(pH)、色、匂い、味、肌触りなどの違いがあります。

日本の温泉の泉質は、温泉に含まれている化学成分の種類とその含有量によって決められており、それは、以下の10種類に分類されています。

  1. 単純温泉
  2. 塩化物泉
  3. 炭酸水素塩泉
  4. 硫酸塩泉
  5. 二酸化炭素泉
  6. 含鉄泉
  7. 酸性泉
  8. 含よう素泉
  9. 硫黄泉
  10. 放射能泉

この10種類の温泉は、その泉質によって、私達の体への効果が違いますので、使用するときは、ご自身の体や体調に合わせた使い方をするのが理想的と言えるでしょう。

どの温泉でも温泉水を持ち帰っていいの?

ところで、多くの温泉では、温泉をお持ち帰りができるようです。

それには、

  • 無料で、流れている温泉水をそのまま持ち帰る
  • 温泉スタントなどの形式で、有料で持ち帰ることができる。
  • 温泉水が、商品化されて売られている

など、いろいろなお持ち帰りスタイルがあります。

これらが、とても人気で、特に有名な温泉では、長蛇の列ができるらしいです。

温泉水の持ち帰り、その使い道は?

では、持ち帰った温泉水には、どのような使い道があるのでしょうか。

それは、大きく分けて3つあります。

一つ目は、お風呂に入れて、自宅温泉を楽しむ方法です。

この方法は、とても一般的ですが、自宅温泉を楽しみたい方々には、一番うれしい使い道ですね。

二つ目は、化粧水として使う方法です。

これは、特にお肌に気を遣う女性には、うれしい使い方です。

温泉水の化粧水は、温泉水効果が期待できるということで、静かなブームになっています。

もちろん、温泉水そのものをつけるだけでなく、化粧水として作って使用される方が増えているらしいです。

その基本的な作り方は、

・温泉水50 ml
・グリセリン(化粧品グレードのもの) 1.5ml

これらを混ぜるだけです。

そこに、人によっては、植物エキス、ビタミンC誘導体、プラセンタ、コラーゲンなどなどを混ぜる方もいらっしゃいます。

温泉水自体は長期保存に不向きですので、新鮮な温泉水を使って作り、冷蔵庫に保管した上で、1週間以内に使用してください。

もし、温泉水の化粧品を長持ちさせたいなら、この中に、10~15ccのエタノール(100%)を添加するとよいそうですよ。

それでも2週間程度の日持ちとのことですが・・・

ちなみに、温泉のにおい以外の異臭がしたら、その温泉はもう使えませんのでご注意ください。

三つ目は飲泉です。

これは、文字通り「温泉水を飲む」事です。

ここでは、温泉地にある「飲泉所」の温泉水についてまとめてみました。

飲泉は、日本では、昔から行われてきたことで、少なくとも江戸時代中期には医学的な面で行われてきました。

特に自分の持病などを治すために温泉水が飲まれてきたようです。

このような背景があるというだけでなく、近年の温泉ブームに後押しされて?飲泉所を設置している温泉地や温泉利用施設が徐々に増えてきています。

しかし、注意しなければならない点があります。
それは、新鮮な温泉を飲むこと(古い温泉は飲まないこと)です。

そのために、必ず、飲泉所などの飲泉施設の温泉を飲むようにしてください。

また、温泉水がどのように体へ影響をするかは、本人の体調や温泉水に含まれている成分によって変わります。

そのため、飲泉可能な温泉で、1日1杯位にしておくと無難です。

また、飲泉水を持ち帰って、家で飲むことは、「新鮮さ」にかけるため、私的にはおススメできません。

しかし、体のために、温泉水を継続して長く飲みたいとお考えの方は、温泉療法に詳しい医師の指導を受けてから飲泉を始めることをおススメします。

商品化された飲用の温泉水の場合は、幅広い活用ができます

ところで、今、商品化された「ご当地温泉水」がネットでもたくさん販売されています。

このような商品は、安全面や衛生面などチェックを受けていますので、いろいろな活用ができるようです。

当然の事ながら、成分等には違いがありますので、使用する場合は「何に使えるか」を説明書等でしっかりチェックして使ってください。

温泉水によっては、お料理や離乳食作りにも使用できるようです。
驚きました。

まとめ

温泉水は美容と健康によいという事は以前から知っていましたが、お家まで温泉水を持ち込まれて楽しむことをされている方々が増えているという事に、なんか贅沢感があり幸せを感じます。

私も、ぜひ、温泉水を持ち帰って健康と美容のアップ?に力をいれたいと思います☆