子供って虫に刺されやすいですよね。
私の娘も「掻いたらダメだよ~」と言っても気になるようで気づいたら刺されたところをこすったりしています。
刺され具合によっては痕になって残ってしまうこともありますし。
上の娘は最近膝を刺されてしまって、うっすら痕になって残ってしまいました。
また、子供は皮膚を引っ掻いてしまい、そこに菌が入ってとびひになることもあります。
とにもかくにも、やっぱり虫に刺される前に予防できたらいいですよね。
私が子供の頃は田舎で育ちましたので、通学路にヘビやらハチやらアブやらムカデやらいろいろいました。
今は田舎ではないので、ヘビなんて見ませんし、ハチもアブもめったに見かけません。
それでも保育園では畑活動をしたり、お散歩に行ったりと自然の中で遊ぶこともありますので、子供には一通りの危険については話すようにしています。
そもそも、うちの子は「慎重派」なので虫がいても「触る」事はあまりしないようです。
お友達が触っているのを「見ている」という感じでしょうか。
それでも子供は思いがけない行動に出ますので油断はできません。
今回は外出のときの効果的な虫刺され予防法について紹介していきたいと思います。
この記事の目次
毛虫への知識がなかった。
ママ友が「毛虫を触ったらだめ。危ないよ」というのを聞いて驚いたというレベルで無頓着でした。
「え?!毛虫って危険なの?」と聞き返してしまったくらいです。
どうも毛虫には毒針毛なる物を持っているようですね。
種類にもよりますが、どの毛虫が安全で、どれが毒を持っているなんてことを覚えるのは無理です。
ただでさえ、毛虫の本や図鑑を見たくないのに・・・
ですから、毛虫については基本的に「見るのはいいけど、触ってはダメよ」と口を酸っぱくして話しています。
子供に「毛虫に関心を持つな」ということは不可能ですから、見てもいいけど触らない、刺激しないようにと言うので精一杯です。
ハチは危険な事は理解している
ハチは絵本や、お話にも擬人化されて登場することが多いので子供にとっても馴染みのある虫です。
「ハチにチックンされるよ」というだけで、ハチ=危険という認識は持ちやすいようです。
ハチに刺されたときの対処法は知っておいた方が良いかもしれません。
ハチに刺されると、ハチの毒による症状(局所症状)と、ハチの毒に対するアレルギー反応の症状(全身症状)と2つに分かれます。
かゆみ、腫れ、痛み、しこりが残るなどはハチの毒による局所症状でしょう。
一般的な応急処置で大丈夫ですが、症状がひどいようなら病院を受診しましょう。
吐き気、発汗、めまい、じんましんなどおおよそ「虫刺され」とは無関係と思われる症状が出た場合はアレルギー反応の全身症状の可能性がありますので、迷わず病院に行った方がいいです。
- 刺された箇所を確認する
- ハチの針を抜く
- 毒を絞り出し、流水で洗い流す(口で吸うのはNG)
- 虫刺され用の薬を塗る(抗ヒスタミン系の軟膏)
- 冷やす
- 病院へ かゆみ・腫れ=皮膚科、全身症状=アレルギー内科など
蚊対策
私が一番気を付けているのは、「蚊」です。
私自身が刺されたくない気持ちが強く、子供が生まれる前から液体蚊取りを部屋に常設していました。
刺されたときの痒さもですが、かきむしってしまった後の肌の荒れ具合が尋常ではないので刺されないよう気を付けて、刺されてしまったらかゆみ止めを常に持ち歩くようにしています。
もちろん子供がさされるのも嫌です。
あのかゆみではグスってしまうでしょう。
ですから夏のお出かけの時には必ず虫よけシートを3~4枚貼り付けています。
子供の好きなキャラクターの商品を買い置きしているので、自分で貼ってくれるようになりました。
天然ラベンダーエッセンシャルオイルの香りで虫が寄りつきにくくなるそうです。
臭いがNGな方もいるかもしれませんので、一度試してみてください。
アロマでの虫よけグッズって結構あるようですね。友人はスプレー式の物を携帯していました。
虫よけシートを貼っていても刺されることもありますので、刺された時用に携帯ムヒも忘れずに持ち歩いています。
かゆいといわれたらすぐに塗ります。
肌の露出は最小限に!
まず虫に刺されないためには、肌の露出は最小限に抑えることをオススメします。
服を着ていれば虫が直接肌に刺すことを防げますよね。特に山登りやキャンプなどアウトドアの活動をするときには薄手の長袖を着るようにしましょう。
着脱しやすいようにカーディガンがあると便利ですね。
また、虫よけの成分が入った衣類を販売しているところもあるようです。そういった商品をチェックしてみるのもよいでしょう。
汗をこまめに拭き取ろう!
蚊は、汗などの体の分泌物に含まれる二酸化炭素に反応して寄ってくると言われています。
子供って汗っかきですよね。まだまだ体温調節機能が未熟なために外気温の影響を受けやすいです。
そのため、蚊ができるだけ寄ってこないように子供の汗をこまめに拭き取ってあげましょう。
また、汗をしっかりと吸収できるような素材の服を着せるのも肌に汗が残らないので良いですね。
私も外出のときはガーゼやタオルで子供の汗を拭きとり、必要な時にはこまめに着替えさせるようにしています。
虫よけグッズを使ってみよう!
虫よけグッズと言っても実に様々な種類のものが売られていますよね。
子供によく使用されるのがシールタイプの虫よけパッチです。汗をかいても落ちないのがメリットです。
子供用の虫よけ剤には、虫を寄せつけないための化合物が含まれています。
子供によっては肌に湿疹ができたりという反応が出ることがあるそうです。
子供用であることを考慮して作られてはいますが、肌が敏感な子供さんは虫よけパッチを使うときには皮膚に異常が出ないか念のために観察するといいかもしれませんね。
また、虫よけパッチには使用できる年齢や回数に限りがあるので、事前に使用方法についてよく確認しておくとよいでしょう。
もう一つは虫よけスプレーです。スプレータイプなので、クリームなどよりはさらっとした使い心地です。手軽に使えて便利ですよね。
効果は3時間から6時間と幅があるようです。また、汗で流れてしまうというデメリットはあります。
そのため長時間の外出のときはスプレーをし直すといいでしょう。
スプレーにも虫よけ効果のある化合物が含まれているものとそうでないものがあります。もちろん化合物が含まれているほうが効果はありますが、子供の肌のことを考えて安全面から慎重に選ぶようにしましょう。
また、化合物の入ってるスプレーは汗をかくからとたくさんスプレーをしすぎないようにしてくださいね。
私は実際に虫よけパッチとスプレーの両方を使ってみて、なんとなくスプレーのほうが効果があるかなあと思い、今はスプレーのみを使っています。
使ったことがある人は分かるかもしれませんが、スプレーは空気中に舞ってしまいますよね。
子供が空気と一緒に吸い込んでしまったり目に入るのが心配なので、私は一度自分の手のひらにスプレーをふりかけて伸ばしてから、子供の皮膚に塗るようにしています。
スプレーを使うようになってからあまり外出先で虫に刺されなくなりましたよ。
気を付けてはいてもハチにさされました
保育園で運動会の練習に集中していて、ハチに気がつかなかったそうです。
突然耳が痛くなり、大きな声で「痛い!痛い!」と泣き始めて、先生が気付きました。
すぐに園の看護師さんに見ていただき、腫れていたので冷やしたそうです。
何の虫かわからないでいると、息子の隣にいたお友達が「黄色と黒の虫だった」との事で、ハチと判断したようです。
私にすぐ電話を下さり、「今から病院に行きますので、お母さんも可能であればお願いします」との事でしたので、私も病院へ向かいました。
アレルギーがでたら?!と心配でしたが、幸いなことに腫れと痛みですみました。
私が病院に着いた時には診察も終わり、腫れも引き始めていました。
息子も先生との病院で不安だったのか、元気がなく、しおらしかったです。
家に到着するころには、すっかり元気になっていました。
念のため炎症を抑える飲み薬と、アレルギー用の飲み薬と塗り薬を処方されましたので、3日間は服用と塗布をしました。
保育園の対応にはいつも感謝しかありません。
丁寧な対応をして下さるので、安心して預けられます。
短期間に2回ハチにさされるとアナフィラキシーショックになるという話も聞きますので、正しい知識を身に着けておくことが大事だと思います。
まとめ
外出のときに効果的な虫刺され予防法について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
より効果のあるグッズを選びたいところですが、安全面も考えながら選んでいけたらいいですね。
虫の中でも蚊は特に、ハーブなどの香りが苦手だそうです。
友達のママさんは、ハーブの成分が入ったオーガニックのボディーローションを親子で使っていました。
普通の虫よけグッズに比べたら効果は劣るようですが、体に害のある成分は含まれていないので、何回でも気になる場所に使うことができ、月齢が小さい子供でも安心して使うことができますよね。
できるだけ子供の皮膚に安全、安心なものを選びたいという人はこういったものも使ってみるといいかもしれません。
虫よけグッズそれぞれにメリットやデメリットがあります。子供の年齢や使いやすさによって選んでいけるといいですね。
効果的な虫よけ対策を行えば、外出もより楽しいものになるでしょう。
外出時の子供の虫よけ対策で悩んでいるという人は、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。