毎朝自分の支度と、子供の支度と、家族の朝ごはん。
起きた瞬間から主婦はもう大変。
子供が小さいうちは食べむらや好き嫌いもあり、さらに大変。
我が家でも息子の朝の食欲のムラに悩まされていました。
朝から「食べて!」「早く食べなさい!」とガミガミいう自分に自己嫌悪でした。
子供も楽しくないですよね、朝からそんなに怒られて。
一緒に朝食を食べる家族全員が「イヤーな空気」に包まれてしまいがちでした。
そんな中、喜んで食べる食材を見つけたので紹介します。
我が家の定番食材
定番:味付け海苔
これは好きなお子さん多いですよね。
ご飯を手につけながらも、何とか海苔に巻いて食べようとする姿は何とも可愛いです。
我が家でも海苔はかかせません。
しぃアラ!
のりの佃煮といえば「ごはんですよ」と思っていた私ですが、甘く煮たシイタケが入っている「しぃアラ!」なる商品を教えてもらいました。
ブンセンのアラという商品の一つです。これが子供には甘くておいしいと好評です。
納豆と混ぜても、おにぎりにしてもよく食べてくれるようになりました。
無くなると「今日の保育園の帰りに、買いに行かなくちゃ」と言われるほどです。
天かす
我が子だけでしょうか。「カリカリ」した食感を好みます。
ねっとり、とか柔らかい物は「ベーっ」としてしまう事が多いのですが、カリカリした物はよく食べます。
もともとお好み焼きやタコ焼き用に買っていた天かすですが、ご飯中に「イヤイヤ」が始まったので、目先を変えようとかけてみました。
するとあら不思議。
よく食べるのです。
カリカリ食感もそうですが、油分で少しコクというかうまみが出るのでしょう、喜んで食べるようになりました。
それ以来、食事中に飽きてきたなと感じたら、「天かすかける?」と聞くと、「ウン!」と喜び、食が進むようになりました。
アレンジ編
好きとはいえ、海苔だけ、しぃアラだけ、天かすだけでは栄養バランスが心配です。
朝ごはんは手早く作れて、栄養バランスも整っていると、なお嬉しいですよね。
朝から「ご飯食なさい!」とガミガミ言いたくもないですし。
我が家では極力子供が好きな物で朝ごはんを作るようにしています。
- 納豆+しぃアラ+天かす
- アボカド+納豆+天かす
- おじゃこ+天かす+ポン酢
- おじゃこ+おくら+天かす+ポン酢
- アボカド+おじゃこ+天かす+ポン酢
これらの組み合わせが多いでしょうか。
野菜とじゃこで「栄養にイイ」と勝手に判断してます。
これらを全部ご飯に乗せて、テーブルに出すと、豪快に混ぜて食べてくれます。
天かすは最後にかけることがポイントです。
全部まぜてしまうと「カリカリ感」が損なわれますから。
ご飯にいろいろ乗せて出すことで、他のおかずは作らないことも多いです。
納豆はそれだけで優れた食品ですし、おくらやアボカドといった野菜とおじゃこでカルシウムも採れます。
朝から手間暇かけて出汁を取ってお味噌汁を作って、卵や干物をやいてなんて、とてもじゃないですが私のキャパでは無理です。
主婦は本当に朝起きた瞬間から忙しいですよね。
出勤時間までに食事、洗濯、支度などなど。
自分の事だけではなく、家族の事もやらねばなりません。
そんな中、「あれ嫌い。これ食べない」と子供のわがままを朝から聞きたくありません。
子供にしてみれば「起きたばかりに、そんなに食べたくない」という気持ちもあるでしょう。
ですから私の朝食作りは極力子供が好きな物を出すようにしています。
ご飯が多いですが、「パン」という事もあります。
パンといいつつ、言うほど食べないので最近では「確実に食いつきの良いピザトースト」にするようにしています。
これにはだいたいハムとピーマンを載せます。
チーズが好きなので、ピーマンがたっぷりでも食べてくれます。
栄養バランスも細かくは考えません。
基本的に私は「野菜とタンパク質」があるか?という、とてもズボラな視点です。
日々の食事に神経質になりがちですが、「子供が元気か?」をみて、元気であれば「栄養が足りている」と安易に考えるようにしています。
毎日「栄養バランス」を考えて作っても、子供が喜んで食べてくれないとまた別のストレスになってしまいます。
子供とママが笑顔で食卓に座れる方がイイと思い、今の手抜き加減になりました。
おわりに
朝食はやはり一日の活動には重要です。
小学生を対象にした調査でも、「朝食を食べる子と、食べない子では授業への集中力が違う」という事で、朝食を食べることを家庭に推奨したり、朝食を学校が提供したりしているところもありますね。
子供には「朝食を食べる習慣」を身に着けてほしいという思いがあります。
メニューを好きな物にすることも大事ですが、朝食を食べていかないとどうなるか?という事も楽しく話して伝えるようにしています。
「朝食を食べずに保育園に行くと、途中でお腹がすいて楽しく遊べないよ」という程度ですが、「遊ぶことが命!」の子供にとっては、「遊ぶために必要」と理解すると案外食べてくれるようです。