離乳食を始めるにあたって、ママが1番気になるのが食物アレルギーですよね。
実際に我が家では、上の子が小さかった頃に「卵白」のアレルギーがあると診断された経験があります。
その後、体が成長していくに連れて幸いにも食物アレルギーはなくなりましたが、当時はかなり気を遣いました。
アレルギーがでるとどんな変化がある?
そもそもどうしてアレルギーが出てしまうの?
そんなママたちの不安を払拭すべく、この記事では食物アレルギーについて詳しくご紹介していきたいと思います^^
気になるアレルギーの検査方法まで書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください!
この記事の目次
アレルギーの原因とは?発症するとどんな症状が出るの?!
そもそもアレルギー反応ってなんで起こってしまうのでしょうか?
まずは、アレルギー反応が起こってしまう原因から見ていきましょう。
人間の体は、体外から何かが入ってくるとそれらを“異物”と判断して抗体をつくる仕組みになっています。
その抗体は異物を排除するために攻撃をするように出来ています。
しかし、体内に入ってくる異物の中でも体にとって無害なものも少なくありません。
それを抗体が攻撃してしまうことで起こるのが、いわゆるアレルギー反応です。
そのアレルギー反応は、個人差が多く症状も人それぞれですが、主に、湿疹・じんましん・目のかゆみ・充血・くしゃみ・鼻づまり・喘息・嘔吐・下痢、症状が悪化すると、意識を失ってしまうこともあります。
まだ言葉を話すことの出来ない赤ちゃんの場合には、自分の体の中で起こっている異変を訴えることができないので症状が軽いうちは、ママも気づくことが出来ないことが多いようです。
そのため、ママや周りの大人がちょっとした変化に気付いてあげることが重要になります。
今考えてみると、お顔が痒くてそのようにしていたのだろうなと思います。
初めての食品を食べるときなどは特に注意して観察する必要があります。
また、初めて食べたときは何ともなかったのに2回目から症状が出る場合や、特定の食品を食べたときに口の周りが赤くなるなど何度も症状が出るようになったら、それは食物アレルギーの可能性が高い特徴ということです。
食物アレルギーだけでなく、動物に対しても同じような反応が出たら出来るだけ赤ちゃんの近くに来ないようにするなど配慮が必要になります。
食べ物がアレルギーの原因だとはっきりわかっている場合には、食べたものや時間、食べきれた量、そのときに出た症状をメモしておくと、病院に行ったときにも慌てることなく受診することが出来ます。
ママが落ち着いて的確に伝えることが重要ですよ^^
急にゼーゼー言い始めた場合や、苦しそうにしている場合には、迷わず病院に向かうようにしましょう。
アレルギーの検査方法は何がある?一度にどれくらいの項目ができるの?
アレルギーを特定するための検査方法には、いくつかの種類があります。
このトピックでは代表的なものを3つご紹介します^^
血液検査
血液検査は、アレルギーに対抗するために作られる抗体が血液中にどれくらいあるのかを検査するために行われます。
そのあとに、アレルギーの原因となるものを1つずつ見つけていく方法です。
アレルギー検査をする上で最もポピュラーな検査方法で、アレルギー反応を起こした多くの人が血液検査を行っています。
血液検査の中にも種類があり、保険診療内で行えるものと実費診療のものがあります。
保険診療内で行えるものは“RAST”と“View39”の2種類です。
RASTは自分であらかじめ選択した15項目に対してアレルギーがあるか検査できるもので、View39は決められた39項目に対してアレルギーがあるか検査できるものです。
しかし、血液検査の結果と症状が一致しないこともあるため、検査の評価と結果には信頼しているかかりつけ医と相談する必要があります。
皮膚検査
皮膚に小さい傷をつけ、そこにアレルギーの原因だと思われるものの液体を垂らして、皮膚がどのような反応を起こすのかを検査する方法です。
皮膚に傷をつけるのが嫌な方は、アレルギーの原因を薄い紙にしみこませて皮膚にはりつける方法もあります。
食物負荷テスト
特定の食べ物がアレルギーの原因だと考えられる場合には、こちらの方法が効果的だと言われています。
やり方は、アレルギーの原因だと思われる食べ物を1週間食べないように生活し、そのあとに少しずつ食べて体の反応をみるという方法です。
事前にどの項目の検査をするのかはかかりつけ医と詳しく相談する必要がありますので、信頼できる先生を見つけておくと良いですね^^
まとめ
子どものアレルギー反応について詳しくご紹介してきました。
子どもにアレルギー反応が見られたら、驚いてしまうママも多いと思います。
そんなときは慌てずにそのときの状況をきちんとメモしておくことが重要です。
ママが慌ててしまうと、肝心の症状を伝えることが出来ないので、落ち着いて病院に受診するようにしましょうね^^
検査の方法は3つご紹介しましたが、いずれの検査方法も、項目をあらかじめ決めておくことが必要なので、普段から赤ちゃんのことをよく観察しておくようにしましょう!
ぜひ参考にしてみてくださいね^^