小さい男の子の興味と言えば、電車、ヒーロー、恐竜でしょうか。
うちの子は2~3歳=電車(新幹線)、4歳~=恐竜&ヒーロー、現在=仮面ライダーオタクと化しております。
仮面ライダーについては昭和からすべてを網羅しており、もう母は会話についていけません。
さて今日は「恐竜LOVE」時代に行った、福井の恐竜の森のお話にしますね。
福井と恐竜の関係
「恐竜と福井?どういうこと?」と思う方もいるでしょう。
逆に「恐竜と言えば、福井だよね」という方はすでにお子さんが恐竜LOVEになっている証拠でしょう。
実は福井県では恐竜の化石が5種も発見されているのです。
しかも新種であったことから学名に「フクイ」とつくものがこのうち3種もあるのですよ。
お家の図鑑で探してみてください。
・フクイベナトル
・フクイラプトル
・フクイサウルス
これだけでも日本の恐竜の聖地は福井とご理解いただけたでしょうか。
2017年に北海道で恐竜の化石が出たとニュースになっていましたが、福井県の化石発掘は1982年のワニ全身骨格の発見から始まり、1988年に小型肉食恐竜の歯を発見しました。
そこから本格的に恐竜化石調査事業が立ち上がり、日本の恐竜の聖地としての今に至ります。
長い年月コツコツと発掘を続けて、3種の新種の発見に至ったのですね。
その発掘現場を中心とした福井県勝山市全域が「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」として日本ジオパークに認定されました。
勝山市内の長尾山総合公園が「かつやま恐竜の森」として整備され、小さい子供から大人まで楽しめるエリアとなっています。
その中の3大スポットを順に紹介していきます。
恐竜の森3大スポットはこれだ!
・福井県立恐竜博物館
・かつやまディノパーク
・恐竜化石発掘体験
博物館は世界級
福井県立恐竜博物館
所在地:福井県勝山市村岡町寺尾51-11かつやま恐竜の森内
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
住所からしてワクワクしませんか?
「恐竜の森」っていう住所(笑)
世界中に恐竜の骨格標本などを展示している博物館はたくさんありますが、この福井県立恐竜博物館はなんと、「世界三大恐竜博物館」と称されるほどの代表格なのです。
ちなみにあとの二つは「ロイヤル・ティレル古生物学博物館(カナダ)」「自貢恐竜博物館(中国)」です。
基本情報
開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:第2・4水曜日(祝日の場合は翌日が休館。夏休み期間は無休)、年末年始は年によって異なるようなのでHPでチェックしてください)
入館料
小・中学生 | 高・大学生 | 一 般 | |
個 人 | ¥260 | ¥410 | ¥720 |
団 体 | ¥210 | ¥310 | ¥620 |
※未就学児と70歳以上は無料です。
館内は地下1階から3階までの4層構造です。
本気でゆっくり見て回ると1日かかってしまうかもしれませんね。
また常設展と別に特別展が開催されていれば、そちらは別料金になります。
料金を見て安いと思いませんか?
しかも未就学児と70歳以上は無料なんですよ。
私は私の両親と息子と4人で行きました。
つまり息子と父は無料だったのです!
この近所に住んでいたら、この二人毎日でもここに来てればいいわ♪と思いました。
展示は「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」と大きく3つのゾーンに分かれています。
年齢によってまだ理解できないゾーンもあると思います。
未就学児の場合は「恐竜の世界」だけでも充分楽しめますよ。
年齢を追うごとに理解も深まっていくので、何度でも訪れるといいですね。
私は全部見たかったですが、やはり「恐竜ゾーン」中心になりました。
ここからは恐竜ゾーンについて少しお話しましょう。
恐竜ゾーンはすごいぞ!
恐竜ゾーンは大きなドームになっています。
博物館のエントランス(入口)は3階にあり、そこから長いエスカレーターをおりてダイオストリートと呼ばれる廊下を抜けると、そこに広大な展示室が現れます。
目の前には子供に大人気のティラノサウルス。
広大な展示室になんと44体もの恐竜骨格(レプリカ含む)が所狭しと並んでいます。
ご存知のように恐竜は大きいですから、1体でもかなりの大きさです。
それが44体も並んでいるのは圧巻ですよ。
骨格以外にも貴重な標本も1000点を超えているそうです。
骨格ばかりでなく恐竜の世界の大型復元ジオラマなど、子供がワクワクする展示がいっぱいです。
また大型モニターを使って、恐竜が自分の頭の上を飛ぶかのような仕掛けもあり多くの人が立ち止まっていました。
どんな映像かは行ってからのお楽しみです。
館内の様子
館内にはいたるところに椅子が置いてあります。
子供が何度も骨格やジオラマを見に行ってしまうという家族が多いのでしょう(笑)
大人はそう何度もぐるぐる回りませんので、「ここに座ってるね」というためでしょう。
展示室内に座れるため、子供がぐるぐる回っていればわかる範囲にいられます。
特に赤ちゃんを連れたママにはうれしい心遣いですね。
また授乳室や救護室、コインロッカーも館内にありますので子連れ家族は安心して利用できます。
食事は館内にレストランがあります。
恐竜にちなんだファストフードから福井名物のおそばやソースカツ丼もありました。
もちろんお子様メニューもありますよ。
ただ来場者も多いので、ランチタイムはかなり混んでました。
食事は時間をずらしたり、駐車場にお土産屋さんと飲食店がありましたのでそちらも利用してみてはどうでしょうか?
さて、今日は福井の恐竜の森の第一弾を紹介しました。
次回は自然を活かしたディノパークについてたっぷり紹介します!
お楽しみに♪