妊娠中に避けたい虫刺され。
特に夏は蚊に悩まされますよね。
ところで皆さんジカ熱という言葉を聞いたことがありますか?
何年か前に熱帯地域で大流行したこの病気。
日本でも流行るのではないかと心配されていました。
蚊に刺されることで感染します。
私たちの身近に存在する虫ですよね。
私自身、2度の妊娠・出産を経験していますが、もともと蚊に刺されやすく、妊娠中は本当に蚊に悩まされました。
今回は私自身の経験も踏まえて、妊婦さんにできる蚊に刺されない対策について紹介していきたいと思います。
この記事の目次
赤ちゃんの発育に影響も!?妊婦さんがなると怖いジカ熱とは?
数年前に流行したジカ熱。
ジカ熱は蚊に刺されることで感染し、微熱や頭痛など風邪に似た症状が、2日~1週間程度続きます。
症状が軽く気づかないこともあるんだとか。
妊婦さんが発症すると、小頭症といって、頭が正常よりも小さく生まれてきてしまうことがあるそうなんですね。
小頭症に対する治療法はなく、その後の体の発達が遅れてしまう場合があるそうです。
ジカ熱には有効なワクチンはなく、蚊に刺されることを防ぐしか対処法がないというのが現状です。
例えば海外の流行地域でジカ熱を発症した人が日本で蚊に刺されてしまい、その蚊が、ほかの人を刺した場合に感染する可能性はあります。
すべての蚊がジカ熱のウイルスを持っているわけではありませんが、ともかく妊婦さんは蚊に刺されないようにするということが大切です。
肌の露出を最低限に!薄手の長袖を着用しよう!
蚊に刺されないためには、肌の露出を最低限にすることが大切です。
夏は暑いですが、夜などは冷房を25度くらいに設定して、薄手の長袖を着用してみましょう。
しかし、それでも手や足、顔などは出てしまいますよね。
できるだけタオルケットで覆うようにしてみてください。
私が妊婦のときには、ロングワンピースに薄手のカーディガンをよく羽織っていましたね。
露出が少なくなるだけで蚊に刺される個所が減りましたよ。
寝ているときに蚊が飛んで来たら?
耳元に蚊の飛ぶ音がすると、目覚めてしまったという経験がある人もいるでしょう。
寝ているときは暗いですし、蚊も飛び回るのでなかなか退治できないのが悩みですよね。
私は蚊取り線香の臭いが苦手で、あまり使っていませんでした。
その代わりに長いノズルのついた殺虫スプレーを蚊が止まっている壁にシュッとしてやっつけていましたよ。
あとは、箪笥の後ろ、押し入れの中など蚊がいそうなところに少しだけスプレーしていました。
そうすると蚊が飛ぶ音もピタッと止まり、その後はぐっすり休むことができましたね。
蚊が発生しない、近づかない環境づくりが大切!
私はとにかく蚊が家の中に入ってくるのが嫌だったので、ドアや窓は開けたら瞬時に閉めるようにしていました。
しかし、主人は何度言っても窓やドアを開けっぱなしにするので、そのたびにイライラ。
どれだけ注意をしていても、やっぱり蚊は入ってくる時があります。
そのため蚊が発生しない、近づかない環境づくりが大切です。
蚊は水がたまっているところに発生しますよね。
特に注意したいのは雨上がり。
ちなみに私の実家は、母が雨水をバケツに溜めていたのでよく蚊が発生していました。
ベランダに水が溜まっているところがあれば、水を抜いたり、水気を取るようにしましょう。
私は今アパートに住んでいますが、草がたくさん生えた実家よりは、断然蚊が少ないです。
また、外に置くことのできる虫よけも効果的ですよ。
蚊はゼラニウムやレモングラス、ラベンダーなどの香りが苦手とも言われています。
これらの香りのアロマオイルをタオルやガーゼに染み込ませてベランダや玄関などに吊るして置くだけで、虫よけ対策になりますよ。
室内でも同様。アロマを焚いたり、お湯や水にアロマを数滴垂らしておくのもいいですね。
ぜひ試してみてください。
まとめ
妊婦さんは蚊に刺されやすいとも言われています。その原因についてまとめてみました。
- 体温が妊娠していないときよりも高い傾向にある。
- お腹が大きくなり体重が増えるため、動くと汗をかきやすい。
汗をかいたらこまめに拭くようにしましょう。
シャワーで汗を流すのも効果的です。
また、黒っぽい服装をしていると蚊が寄ってくるので避けるようにしましょう。
蚊に刺されるとジカ熱などの病気が怖いですが、あまり神経質にならないことも大切です。
蚊に刺されないような対策はどれも簡単にできるものばかり。
また、最近は夏、異常な暑さですよね。
あまりに気温が高いと蚊は少なくなるとも言われています。
ちょっと涼しい日や雨上がりの日は蚊が増えやすいので注意が必要ですね。
今回紹介した内容が参考になれば嬉しいです。