仕事が忙しくて疲れたとき、休みを取って温泉に行きたくなったりしますよね。
ゆっくり温泉に入って体を温めると、自宅のお風呂では感じられないほどのリラックス感♪
疲れがホワ〜ンと抜けて、また日常や仕事への活力がみなぎって来ます。
ですが過去に何回か、温泉に入った次の日に、体がとてもだるくなり、起きるのもつらい…なんていうことがあったんですよね。
前日には元気にたくさん温泉に入り夕食もお腹いっぱい食べたのですが、それがなぜかドッと疲れて食欲も湧いてきません。
温泉の泉質に問題があるのかもしれないと思ったので、先日は刺激が少ない泉質の温泉を選んで行ってみましたが、それでもダメでした。
温泉に入ると疲れたり体がだるくなる理由は?
過去に何回かこのだるさを経験していて、一緒に行く家族や友達にも迷惑をかけてしまったりしています。
温泉の泉質が私に合わないのか、それとも何かの病気なのか?
心配になったので温泉から帰った翌日に、病院へ行ってみたんですね。
そして診察を受けた結果、先生から言われたのが「湯疲れ」というものなんだそう。
湯疲れは、入浴で体力を消耗しすぎると起こるらしく、入浴中は気づかないうちに体力が消耗していて、長湯をするとかなりの体力の消耗になってるみたいなんです。
温泉に行ったときには、その解放感と嬉しさでテンションが上がりまくってますから、温泉はいって体力が奪われているなんてことには気付かないわけですよ。
温泉旅館についた後・夕食前・寝る前。何回も何回も繰り返して、温泉に入ります!とお伝えしたところ…
→「これでは疲れないわけが無い」と言われました(泣)。
せっかくの連休や有休休暇が取れた時なんかには、家族や友人と車で遠方の温泉旅館に出かける事があります。
私はお風呂が好きなのですが、日頃はシャワーで済ませる事が多いので、温泉に行くとゆっくり時間をかけて温泉に入ります。
温泉旅館に宿泊すると豪華な食事もたっぷり食べられるので、スタミナもしっかり付けられます。
なのになのに、翌朝、体がとてもだるくてすごく疲れている…
だるさが強いと布団から起き上がれず、楽しみにしていた旅館の朝ごはんが食べられないこともありました。
その原因が自分の温泉の入り方だったなんて!ショック!
湯あたりとはちがうの?
病院の先生の話だと「湯あたりではない」とも言われました。
「湯疲れ」と「湯あたり」は言葉は似ていますが、症状と原因が全く違うんだそうです。
湯疲れはお風呂で体力を消耗して起こる疲労やだるさで、温泉に入った翌朝などに起こるもの。
そしてもう一つの湯あたりは、温泉成分が体に影響している事が原因で起こります。
温泉の成分には硫黄泉や酸性泉など刺激が強いものがあり、それらが体に何らかの影響を与えて、温泉に入った数日後に発熱や下痢などの症状を起こします。
私の場合は温泉に入った翌朝に一番ひどく、主にだるさと疲れです。食事をしないでしばらく眠って体を休ませておくと、だんだん回復してきます。
確かに、温泉に入った数日後になって発熱・下痢といった症状は起こしません。
先生が言う通り、私の症状は「湯疲れ」なんですね。
温泉に入っても疲れない・だるくならない入り方は?
せっかくリフレッシュのために温泉に行ったのに、湯疲れして動けなくなるようではもったいないですよね。
なので調べてみたら、湯疲れする人には温泉に行ったときの共通した行動パターンがあることがわかりました!
湯疲れしやすい人は…
- 温泉に長時間入り、そして食事前・寝る前など何回も温泉に入ります。
- そして温泉の数がたくさんあると、全部の温泉に入ろうとします。
- また途中で体を休まる事なく、食べたり歩き回ったりします。
- そして温泉で汗を流しても、給水をしない。
って全部これ自分!
湯疲れは体力の消耗が原因なので、体を疲れさせないことと疲労を回復させることが予防になります。
具体的には、温泉に入る時間を1回5分以内と決めたり、途中で水分摂取をして脱水を防ぐこと!
そして温泉街でいくつもの温泉に入る時は、連続で入らずに入ったら必ず休憩をする!
食事前・寝る前のように何回も入る事は止めた方がいいみたいですね。
まとめ
温泉に入った翌朝に疲れすぎて動けなくなるのは「湯疲れ」というもので、その原因は私の温泉の入り方にあることがわかりました。
湯疲れはよく聞く「湯あたり」とは違います。
たしかに、温泉に行くときは早起きして長時間車の運転をしますし、宿に到着すると休憩もしないで真っ先に温泉に入っていました。
いつものお風呂はシャワーだけなのに、温泉に行くと長時間入ってたっぷり汗を流します。
お風呂に入ると血行が良くなって日頃の疲れが取れるなんて思っていたので、入浴中に体力を消耗している事には気付きもしませんでした。
せっかくリフレッシュしに行っているのに、温泉に入って体の調子を崩してしまっては本末転倒ですよね。
疲れない・だるくならない入り方はシンプルで、けっして難しくはないので、ちょっと気を付ければ湯疲れは防げます。
長湯は止めて休憩しながら温泉に入るようになってから、翌朝も元気に目覚められるようになりましたよ☆